しみの原因

シミとは、皮膚科では「顔の色素沈着」をいい、表皮にメラニン色素が過剰にたまった状態です。p3a_1.gif
シミには肝斑(かんぱん)、老人性(日光性)色素斑、脂漏性角化症、
炎症後色素沈着などが含まれます
表皮の一番下にある基底層のメラノサイトは、通常はメラニン色素を産生し、
それを周囲の表皮角化細胞に供給することで、傘のような役割をし、
細胞を紫外線によるダメージから守っています。
そして、メラニン色素は通常の表皮のターンオーバーで角質とともに垢として排出されます。
しかし、紫外線やホルモンの影響などによりメラノサイトが活性化されると、
過剰なメラニン色素を作り出します。
この過剰なメラニン色素は、ターンオーバーとともに排出しきれずに残ります。
これがシミです。p3a_2.gifシミの原因として、最たるものが紫外線です。
紫外線に当たると、肌はメラノサイトでメラニン色素をたくさん造って表皮角化細胞に供給します。
表皮角化細胞ではメラニン色素は核の上にちょうど“傘”のように被さり、
核が紫外線で傷を受けないように守ります。
核が紫外線にあたると、DNAが壊れたりして、細胞が死んだり、癌化したりするからです。
シミでは、長年紫外線に当たることでメラノサイト自身あるいは、
メラノサイト周囲の角化細胞が変化し、
メラノサイト内のチロシナーゼという酵素の活性を増強します。
その結果チロシナーゼを利用してメラニン色素がどんどん造られてしまうのです。

その他、シミの種類によっても異なりますが、肝臓や卵巣の働きの低下、
精神的動揺やストレス、生理前や妊娠中、ピル服用中などの状況下では、
女性ホルモンがメラノサイトを刺激してシミを濃くしたり、
肌が紫外線に対して敏感になっているのでシミが出来やすくなると言われています。
また、かぶれやニキビなど、皮膚に炎症を起こした後にできるシミもあります。
いずれの場合も紫外線対策は欠かせません。

シミの改善法

正しいスキンケアを行い肌の状態を整えることはもちろん、
バランスの取れた食事や規則正しい生活により、
肌のターンオーバーを活性化させることが大切です。
このほか、ストレスを避け、心身の休養と十分な睡眠をとることも重要です。
そのうえで、美白効果のある成分を配合した、いわゆる美白化粧品を使い、
積極的なスキンケアを行うと更に効果的です。
化粧品に配合されている美白成分の特徴と効果については「美白化粧品の美白成分」をご覧ください。

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